イエローアイマレット Yellow-eyed mullet
最大 Max size: 全長 40cm TL
生息層 Depth range: 0m-50m

●形態・特徴: 背面は青緑で少し茶色がかっている、腹部は銀白色。眼は鮮やかな黄色、鱗は非常に剥げやすい。平均サイズは全長20cm〜30cm。7年で40cmになる。

●生息環境: ニュージーランド全域に分布し汽水域や淡水域にも生息する。夏場は浅い場所を好み群れて表層に現れるので人の眼につきやすい。産卵は夏から秋にかけて。

●釣り: 身近な場所に生息しているので子供との釣りに行くのに良いターゲット。餌は何でも良くパンでも釣れる。表層を泳ぐので浮き釣りができ、目で当たりが取れる利点から初心者には良い練習になる。

●食味: 独特の臭みがあるのでスモークやマリネ、香草をつかった濃い味付けの料理が良い。

●その他: よくSpratやherringと呼ばれるが間違い。桟橋などで表層を泳いでいるイエローアイマレットを見つけるとほとんどの人が「スプラッツ」という、また魚屋ではよく「Herring」と表示されているが間違い。Sprat、Herring共にニシン科の別の魚。
多くのイエローアイマレットが動物園などの餌に利用されている。



12th December 2008 Side of Tryphena Wharf, Great Barrier Island, Auckland

24th December 2007 Ohope, 5km east of Whakatane 全長35cmTL

10th November 2007 Wairoa River, Clevedon Wharf 全長20cmTL 汽水域 Fresh Water Area

20th August 2007 Cornwallis Whalf, Entrance of Manukau Harbour 全長27cmTL

18th July 2007 Orakei Whalf, Auckland 全長24cmTL