マグニフィセントスプレンディッドパーチ Magnificent splendid
perch
最大 Max size: 全長
49cm TL
生息層 Depth range: 15m-365m
●形態・特徴: メスの体色は全体的にピンク色から赤色。オスは身体の半分から頭部側が濃い藤色で反対側が赤色。尾鰭の中心が黄色で先端が紫色をしている。オスメス共に胸鰭は赤を基調とする。オスは尻鰭と背鰭が黄色か茶色で青い縁どりがある。産卵期になるとオスは全体的にオレンジから赤色の基調になり白の格子模様に変わる。プランクトンの中でも特に甲殻類プランクトンを主食としている。ダイビングで見つけても警戒心が強く岩の影や洞窟に逃げられる事が多い。体長はオスは30cmほどで、メスはオスに比べて小さく20cm位。産卵は8月から10月。
●生息環境: オーストラリア南部およびニュージーランド北部に分布。ニュージーランド水域の北部に生息し最南端はWestport。同じハタ科のミナミアカイサキPinkmaomaoと一緒に群れているのを観察されるが常に水深30m以下である。通常は水深25m以下の沖にある島周りの岩場に生息、海底付近にいる事が多い。日中洞窟の中で観察される事も多い。
●釣り: プランクトンを主食としているため釣れた話を聞いたことが無い。主にダイビングでの観察のみ。
●食味: 何度か鮮魚店で見かけた事があるが、5年に1度レベルでまず見ない。