ハタンポ属ビッグアイ Bigeye
最大 Max size: 全長
15cm TL
生息層 Depth range: 0m-20m
●形態・特徴: 体高があり体色は茶色から銅色。通常は背鰭、臀鰭、尾鰭の先端が黒または濃い色になっている。日中は岩礁帯の岩の間や洞窟に潜み、夜間になると活発に行動する。食性はプランクトンが中心で特にエビ類やワームを好み捕食する。産卵は11月から2月で幼魚は1月から3月まで長い期間見る事ができる。9cmを超えるあたりから成魚になる。
●生息環境: ニュージーランド水域でも割りに暖かい、北は本島から55km北西に位置するThree Kings諸島から本島の北島北東部のEast Capeまで分布する。
●釣り: オークランド周辺ではとても一般的な魚でダイビングなどをすると良く目にするが日中は岩礁帯の岩の間や洞窟に潜み釣れた話は聞かない。夜になると岩礁帯の上に出て捕食活動を行うため小さい針で狙うと釣れる。
●食味: 最大でも15cmにしかならず、また身も薄いため商業的価値は無い。