オレンジラフィー Orange roughy
最大 Max
size: 全長 60cm
TL
生息層 Depth range: 750m-1400m
●形態・特徴: 薄く青みがかった腹部に 体全体と鰭は赤みを帯びているが死ぬとオレンジ色に変化する。 頭部は大きく骨ばり突起部の腔に粘液が満たされている。側線部の鱗は他の部分の鱗に比べ特に大きい。平均サイズは30-40cmで最大130歳 60pにもなるが通常は45cm程度である。 産卵は7月から8月。主に小魚やイカを捕食する。
●生息環境: 大西洋北部から南アフリカまで世界中の海に生息が確認されている。水深750m-1400mに生息するが特に800m-1000mに多く分布する。ニュージーランドでは主にギズボーンから南で捕獲される事が多い。
●釣り: 深海魚の中でも特に深い方に生息しているため釣りで釣った話は聞いたことがない。
●食味: 大きな群れで生息するため捕獲される時は一度に大量に獲られる。商業的に非常に価値が高く、鮮魚店でよく見かけるがスパーマーケット等では見たことがない。深海魚特有の身に脂分を多く含み旨みが強いが人によってはその脂が多すぎで好みが分かれる。見た目とは裏腹に冬場に鍋で食べると最高に美味い。