スレンダーラフィー Slender roughy
最大 Max size: 全長 12cm TL
生息層 Depth range: 0m-70m

●形態・特徴: 細身で銅色の体色、背方は側面より色が薄くなっている。赤茶色の線模様が尾鰭の上部と下部にある事で容易に見分ける事ができる。日中は岩礁帯の岩の間や洞窟に潜み、夜間になると活発に行動する。食性はプランクトンが中心。ハタンポ属のビッグアイと同じ環境で生息しているところをよく目にする。幼魚の群れは夏場に浅場で見られるため産卵は春から初夏と考えられている。

●生息環境: 北島を中心に生息。主に水深70mまでの浅い場所で観察されている。

●釣り: とても一般的な魚でダイビングなどをすると良く目にするが日中は岩礁帯の岩の間や洞窟に潜み釣れた話は聞かない。夜になると岩礁帯の上に出て捕食活動を行うため小さい針で狙うと釣れる。

●食味: 最大でも12cmにしかならず、また身も薄いため商業的価値は無い。



29th March 2009 Leigh, 80km north from Auckland 全長 約 approx. 12cmTL

22nd January 2009 Goat Island, 80km north from Auckland 全長 約 approx. 8cmTL

7th August 2007 Southeast of Purerua Peninsula, Bay of Islands 全長9cmTL from a Blue cod's mouth