コクテンホウボウ Spotted gurnard
最大 Max size: 全長 52cm TL
生息層 Depth range: 30m-400m

●形態・特徴: 背方はピンクと黄色で黒い斑点模様が無数に点在する。腹部は白色。胸鰭は茶色に黄色い斑紋の線が見られる。頭部は非常に硬く棘がある。体長の平均は20cm-30cmほどで最大で52cmほどになる。

●生息環境: 通常は水深60m以下でニュージーランドと南オーストラリア、チリ沖の水深150m-200mを好んで生息。ニュージーランド水域では主に南島の中心より北部に分布する。

●釣り: 深海釣りをしないかぎりほとんど会う事は無い魚だ。ハプカやバス、メダイを狙った深海釣りで釣れる事がある。

●食味:  一般市場で良く目にする。特に朝市や安い魚を取り扱う店に並ぶ事が多い。身質はミナミホウボウに良く似ており、ほのかな甘みにちょうど良い弾力、舌触りがよく刺身や寿司にして美味い。臭みのない淡白な身なのでムニエル等にも向く。

コクテンホウボウの刺身


●その他: Japanese gurnardやJapanese spotted gurnardと呼ばれるが日本に同種は生息しない。 



7th February 2017 Mayor Island (280m depth), 130km, South East from Auckland 全長52cmTL

22nd March 2015 near Volkner Rocks (240m depth), 5km northwest of White Island, 210km, South East from Auckland 全長30cmTL


10th June 2008 Fish Mart(Fish Shop), Auckland 全長20cmTL

21st January 2008 Fish Mart, Auckland 全長47cmTL