コクテンホウボウ Spotted gurnard
最大 Max
size: 全長 52cm TL
生息層 Depth range: 30m-400m
●形態・特徴: 背方はピンクと黄色で黒い斑点模様が無数に点在する。腹部は白色。胸鰭は茶色に黄色い斑紋の線が見られる。頭部は非常に硬く棘がある。体長の平均は20cm-30cmほどで最大で52cmほどになる。
●生息環境: 通常は水深60m以下でニュージーランドと南オーストラリア、チリ沖の水深150m-200mを好んで生息。ニュージーランド水域では主に南島の中心より北部に分布する。
●釣り: 深海釣りをしないかぎりほとんど会う事は無い魚だ。ハプカやバス、メダイを狙った深海釣りで釣れる事がある。
●食味: 一般市場で良く目にする。特に朝市や安い魚を取り扱う店に並ぶ事が多い。身質はミナミホウボウに良く似ており、ほのかな甘みにちょうど良い弾力、舌触りがよく刺身や寿司にして美味い。臭みのない淡白な身なのでムニエル等にも向く。
コクテンホウボウの刺身
●その他: Japanese gurnardやJapanese spotted gurnardと呼ばれるが日本に同種は生息しない。