シロヒラス 又は オキメダイ White warehou
最大 Max size: 全長 65cm SL
生息層 Depth range: 500m-800m

●形態・特徴: 鱗は脱落しやすい。成魚に模様は無いが、幼魚には体側に灰青色の縞模様が出現する。

●生息環境: ニュージーランド近海、特に南島南東側とキャンベル海台に多く生息し、タスマン海、南米南部にも分布する。

●釣り: 生息域が非常に深く、また個体数も多くないため見る事はまずない。

●食味: 脂ののった白身で臭みはまったく無く、甘み、旨味があり美味しい。食感は生で食べた場合、少し筋が口あたりに良くないがさほど気になる感じでも無い。メカジキとタラのちょうど中間といった身の硬さで鍋にするにもムニエルにするにも扱いやすく手頃である。白子もまた美味く、甘みがあり絹ごし豆腐を食べているような感じで鍋にすると最高だ。

●その他: 阿部宗明博士により1993年にシロヒラスと和名提唱される。1990年海洋資源開発センター発行の「ニュージーランド海域の水族」にはオキメダイと記載される。




25th July 2014 Auckland Fish Mart(Fish Shop), Auckland 全長52cmTL

19th July 2011 Southeast Ocean of New Zealand, Caught by Tomimaru 87 Fishing Trawler

26th May 2008 Southeast Ocean of New Zealand, Caught by Tomimaru 87 Fishing Trawler