ニュージーランドソール New Zealand sole
最大 Max size: 全長 55cm TL
生息層 Depth range: 0m-100m


●形態・特徴: 有眼側は緑がかった灰色で無眼側は白色。北島より南島の方により多く生息し、より大きな個体に成長する事が知られている。平均30cm〜40cmほどで最大55cmにまでなる。 ニュージーランド水域には他に2種類の非常によく似た魚がいる。それはSpeckled sole 学名Peltorhamphus latus とSlender sole学名Peltorhamphus tenuisであるがいずれも10cmから17cmほどまでしか成長しない。幼魚は誤認する事が多いがSpeckled soleは幅がやや広く小さな斑点が有眼側にあり黒い斑紋が鰭に見られる。 Slender soleは幅が狭く、かすかな縦の線模様が見られる。

●生息環境: ニュージーランド全域に生息するが特に南島を中心に多く生息する。

●食味: 商業的に重要な魚で多く捕獲され、冷凍ブロック輸出されている。身の厚みは他のカレイ科の魚に比べて薄めではあるが、淡白な白身で美味しくいただくことができる。

ニュージーランドソールの丸揚げ


●その他: 一般的にコモンソールやただソールとだけ呼ばれる事も多い。



16th September 2007 Fish Mart(Fish Shop), Auckland 全長30cmTL