ターボット Tarbot
最大 Max
size: 全長 95cm TL
生息層 Depth range: 0m-100m
●形態・特徴: ニュージーランドのカレイ科の魚の中で最大になる種で最大で95cmにまで育つが一般的なサイズは25-45cmほど。生息環境によって体色は個体差があり基本色は灰色から茶色、緑から茶色である。無数の不規則な濃い斑紋が見られる。形状がブリルに似るが体色はブリルに比べれば一様で、またロストラルフックと呼ばれる有眼側上部が長く伸長している事などから見分けがつく。腹鰭2基のうち有眼側は臀鰭とつながっている。
●生息環境: ニュージーランド本島全域に生息。浅い海から水深100mまでの砂や泥の海底を好み、極たまに汽水域や河口でも見られる。通常は50mまでの水深により多くみられる。
●釣り: 商業的には底引き網漁で捕獲される。稀に他のカレイ科の魚を目的としたネットにターボットが捕獲される例を聞く
●食味: 商業的に捕獲されており目にする機会も多い。身が厚く、白身で淡白であるが少しだけ泥臭というかクセがある。売られている物は大体大型でカレイの定番である丸揚げには向かないが揚げ物は美味い。甘辛い煮付けは絶品。