ツノマトウダイ Spiky oreo
最大 Max
size: 全長 48cm TL
生息層 Depth range: 200m-1320m
●形態・特徴: 形状の似ているクロマトウダイに比べ色が薄く、体色は一様に灰色で背鰭の第二棘条が長く伸長する。また頭部から背鰭にかけて大きく湾曲し高く上がる。産卵は8月から10月。平均サイズは25cmから35cmで最大で48cmにまで成長する。
●生息環境: ニュージーランド水域全体の水深200mから1320mまでの深海に分布し、主に450mから800mに生息する。クロマトウダイに比べると水深が浅く平らな場所にいる傾向がある。
●食味: 鮮魚店などで見ることはほとんど無い。魚の大きさのわりに身が薄い、皮は固く細かいしっかりとした鱗である。皮目は火を通すととても柔らかくなり脂分が多くブヨブヨしているため好まない人もいるが食べられる。身は火を通すと真っ白で脂分はあるものの他の深海魚ほどコッテリとしてはいない。食感的にはタラに似ており鍋で美味しい。普通に焼き魚やムニエルにしても美味しく食べられる。