ロウニンアジ Giant trevally
最大 Max size: 全長 170cm TL
生息層 Depth range: 0m-188m

●形態・特徴: 体高が高く側扁し、幼魚では円形、成長に伴って体はやや伸長する。成魚の体色は灰白色か黒っぽく、小黒点がちらばることもある。鰭は黒っぽく、しり鰭の縁辺が白い。幼魚は銀色で、腹鰭、しり鰭、尾鰭下部が黄色い。

●生息環境: 南日本、インド・太平洋の熱帯・亜熱帯に分布。内湾から沿岸に分布する。成魚は通常サンゴ礁や岩礁域で単体で生活する。

●釣り: 釣りの対象魚として非常に人気が高くその瞬発力&馬力はまさに暴力的。 超大物釣り師の憧れのターゲットフィッシュであり多くのルアーマンの陸釣りでの最終目標である。亜熱帯域に生息しており美しいサンゴ礁でルアーに水面を激しく水しぶきを上げて食らいつく様は最高の気分だ。個人的に良くロウニンアジを釣るのとNZのヒラマサを釣るの、どちらが引きが強いのか聞かれる。自分が今まで多く釣った感想で言うと、瞬発力「ロウニンアジ10 : NZヒラマサ9」 持久力「ロウニンアジ8 : NZヒラマサ10」 破壊力「ロウニンアジ10 : NZヒラマサ6」といったところだろうか。ルアーに食いついてからのファーストランはまさに怪物。

●釣り動画集(写真をクリックすると動画にとびます)
<クック諸島>



●食味: 熱帯域ではシガテラ毒を持つ場合がある。一度シガテラ毒に当たると一生後遺症が残るので食べないのが無難。



30th January 2020 Rarotonga, Cook Island 全長121cmTL

26th January 2019 Aitutaki, Cook Island 35kg

3rd February 2019 Aitutaki, Cook island

2nd February 2019 Aitutaki, Cook island

2nd February 2019 Aitutaki, Cook island

1st February 2019 Aitutaki, Cook island

14th September 2008 Off Apia, Samoa 全長90cmTL

14th September 2008 Off Apia, Samoa 全長90cmTL